平野里沙さんとはるのまいさんのインストアイベントを兵庫イオン加古川で
見てきました。私が会場に着いたのは平野里沙さんの1stステージから。
○平野里沙
1. まちぶせ(石川ひとみ)~言葉にできない(オフコース)
2. POWER OF LOVE
3. 頑張って
4. カブトムシ(aiko)~I LOVE YOU(尾崎豊)~赤いスイートピー(松田聖子)
5. トンネルの向こう側
○はるのまい
1. 風(コブクロ)
2. この時代を生きゆく僕たち
3. コンフリクト
4. 三日月(絢香)
5. 走れ
○平野里沙
1. 奇跡みたいなこと
2. ひとりじゃないこと
3. ビター
4. カブトムシ(aiko)~I LOVE YOU(尾崎豊)~赤いスイートピー(松田聖子)
5. トンネルの向こう側
平野里沙さんのステージはMCが長すぎるように感じますが、関西系のお客さんには
話が長くてもかまわないのでしょうか。笑えるような話ではなく、まじめな内容
だったり悲壮感に似た雰囲気が漂ったりで、「いろいろ言いたい気持ちはわかるけど、
通りすがりの買い物客には…」と思ってしまいます。工夫していることも苦労している
こともわかるだけに、もっとうまく展開できないものかと思ってしまいます。
話し方は上手になっているのですが、それに比べて演奏が追いついていない印象は
否めません。オケ併用の曲だと安心してしまうのは問題です。声はしっかり出ていて
響きもきれいでした。力が入りすぎて、歌詞のつながりとか訴求ポイントがあいまいに
なっている気がしました。
はるのまいさんのインストアライブは初めてみましたが、会場で流れていた音源の
声が米倉千尋さんっぽい気がしました。やけに東京から来たことを強調しているMC
でしたが、効果があるのかはよくわかりません。「風」のカバーは世間的にどうなのか
よくわかりませんが、「三日月」はお客さんの足を止めるには効果的だったように
思います。演奏内容はうまくまとまっている印象でした。楽曲の中にキーワードと
なる単語が、うまく歌詞としてはまるようになればイメージが固まると思うのですが、
それがないために“回りくどい”歌詞に聴こえてしまうところが解消できるように
思います。
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かみと,2012