想ワレのワンマンライブが大阪梅田am HALLで行われました。ミニアルバム
『Advance』発売記念ライブになります。300枚のチケットは完売とのこと、
椅子席でした。開演予定時刻の18:30頃には席もほぼ埋まり、開演を待ちます。
18:37に3人の女の子が登場。しほしほストリートダンススタジオというところの
しほちゃんチームによるヒップホップ系ダンスでした。5分ほどして終了。
再び客電が点きます。想ワレとの関係もよくわからず、特に自己紹介するわけでもなく
出てきて踊って帰って行ったので、なんとも意味不明でした。
18:50再び暗転。ステージ向かって右側にあったスクリーンにこの日のライブ告知
映像が流されます。アルバムタイトルにあるように、この日から新たな変化を
示唆する内容でした。サポートはKey,Bs,Dr,Gt。
1. 星のラブレター
緊張していたのかもしれませんが、丁寧に唄っている感じが出ています。
(MC 「今日は一緒に楽しんでいきましょう。」)
2. 心の声
スカ系のリズムの曲。
MC 「改めましてこんにちは、やってまいりました想ワレです。」
「今日一日一緒に楽しんで帰ろうね。」
3. ベストマイフレンド
唄い出しで歌詞を間違えたようで、すぐにやり直します。
4. 一歩一歩
のどかな展開でした。
MC 自己紹介。
5. SNOW
のびのびと唄っていました。
6. ねぇ...
7. 世界が変わった午前0時
えみこさんが少し走り気味に聴こえます。
MC アルバム発売に関するお詫び。えみこさんが届いたCDを聴いたところ、曲の途中で
CDプレーヤーが止まる現象を発見(曲がどのように止まるかをちえみさんが再現)。
急いでCDを再プレスしてもらうことになり、静岡のプレス工場から社長が10時間
かけて届けてくれたことで、なんとか間に合った。
8. 砂時計
若干音程がふらつく感じがありました。
9. 小さな勇気
パワフルな唄です。
10. 砕け散った日々の向こうに
MC 生き様が曲になる、ヒット曲を出すには、という話から、恋と愛vs.夢と希望の
曲を1フレーズ程度交互に唄いあう展開に。演奏はすべてサポートメンバー。
えみこ「DEPARTURES」(globe)←記憶があやふやなので違う曲だったかも
ちえみ「TOMORROW」(岡本真夜)
えみこ「ヘビーローテーション」(AKB48)
ちえみ「I Believe」(絢香)
えみこ「First Love」(宇多田ヒカル)
ちえみ「負けないで」(ZARD)
えみこ「赤いスイートピー」(松田聖子)
ちえみ「My Revolution」(渡辺美里)
えみこ「恋の季節」(ピンキーとキラーズ)
ちえみ「ファイト!」(中島みゆき)
えみこ「守ってあげたい」(松任谷由実)
ちえみ「翼をください」(赤い鳥)
二人「およげ!たいやきくん」(子門真人)
11. 希望の唄
(MC 「それぞれのペースで楽しんでいってください。」)
12. スロースターター
13. 隠してた涙
14. 喜怒哀楽
15. クリームシチュー
MC チケットがソールドアウトだったことについて「感謝申し上げます。」
告知。次回大阪ワンマンライブ決定。
「唄えることが幸せ。」
16. あなたへ
ちえみさん若干フラット気味。
(MC 「これからも皆を支える勇気と希望と愛を唄っていきたい。」)
17. 最後の詞
サポートはKeyのみ。
20:36本編終了。アンコールになります。
MC サポートメンバーの紹介。
E1. 願い
終演は20:45頃でした。
二人が気負いすぎたところがあるのか、少し走り気味になるところをバンドが
抑えるような感じで進行していきました。音としてはバンドの分だけ緩和されて
穏やかになっていた気がします。途中のカバー対決は何故唄の対決になったのかの
前提がうまく伝わっていなかったように思います。それぞれが唄う曲から傾向は
わかるのですが、意図がよくわかりませんでした。想ワレは勇気と希望のイメージの
ほうが私には強いと思っています。
後半の盛り上がる曲は勢いが感じられてよかったですね。オートハープの音が
あまり聴こえなかった、リズムにぎこちなさがあった、サポートメンバーと多少
ぎくしゃくした音になっていた、といった部分はあったもののワンマンライブらしい
充実した内容でした。演奏よりも構成がしっかりしていた印象です。
で、オープニングの映像であおっていた新たな出発とは何だったのかを
振り返るのですが、あまり大きな変化は感じられませんでした。最近のライブで
小出しにしていたからかもしれないし、古くから知っているわけでもないので、
ワンマンライブにだけ来ているような人には進化が感じられたのかもしれません。
以下余談。開演してしばらくは席に座っていたのですが、後ろの席は5~6人の
幼児が集まるような家族集団で、子供が騒いでも親は周囲にまったく配慮する気配が
ない状態でした。ワンマンライブということもあり、しかも多人数の子供だったので
注意することもできず、やむなく移動して立ち見に変更しました。別角度で客席を
見ると、よく言えば和やかでアットホーム、悪く言えばワンマンライブの緊張感が
足りない客が多めだったようです。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2013