平野里沙さんのワンマンライブ“HAPPY NOTE #06~ひなまつりだがや~”が 名古屋ハートランドで行われました。200人の動員を目指して半年近く前から 名古屋へ通った集大成です。手売りで150くらい売り切ったらしく、客数はそれ プラス30くらいといったところでしょうか。オールスタンディングでしっかり 入っていました。予定から20分遅れた18:20に開演。サポートはGt,Bs,Dr,Gt。

 1. 奇跡みたいなこと
    “ラララ”の部分から入ります。いきなり音を外していましたが、まあ
    気にしないことにしましょう。最後のアレンジが若干変わっていました。
 MC 「“HAPPY NOTE #06~ひなまつりだがや~”へようこそ。最後まで楽しんで
    いってください。」
 2. ビター
    すこしテンポを落としています。声のコントロールが定まっていない感じ。
 MC 「改めましてこんばんは、平野里沙です。お集まりいただいてありがとう
    ございます。初名古屋ワンマン。ひなまつりなのでひなあられを撒こうかと
    お母さんに話したら、豆まきじゃないと言われました。」
 3. POWER OF LOVE
    高音域はしっかり出ています。
 4. ショートカット
    比較的安定しています。ギターのライトハンド奏法の音が小気味よく響いて
    いました。
 5. タンク
    ここからハンドマイクで唄います。ややシャープ気味。
 MC アコースティックバージョン。今までやったことのない編成で。
    名古屋では初めてのバンド編成。
 6. 猫になりたい
    この曲からPerc,Gt,Bs。ピッチあまい。
 7. 甘い嘘
    やや軽めに唄っています。声をコントロールしきれていない感じです。
 MC 再びキーボードへ戻ります。サポートはさがります。
    名古屋では1年半くらいまえから唄い始めた。路上ライブから始めた。
    「初心を忘れないように弾き語りゾーンを作ってみました。」
    名古屋に来るようになった中で、うまくいかないこともたくさんあって、
    改札で荷物が引っかかったり、エレベータを使うと遠回りだと思って
    階段を使ったけれど、途中で力尽きたり。
 8. トンネルの向こう側
    テンポのキープはだいぶ改善されていました。キーボードの音はバンドライブ
    だけに硬めでした。
 9. 鬼ごっこ
    Aメロの唄い方を少し変えていました。若干危なげな感じもありましたが、
    まあ許容範囲でしょうか。
 MC 久しぶりのワンマンで高揚している。
    「今日は最後まで楽しんでいただけたらと思います。」
    「生きているといろんなことがあるじゃないですか。」
    東日本大震災が起きてすぐに曲を作った。もともとは自分の周りの人に向けて
    作った曲。
10. 一人じゃないこと
    力入っています。
11. ミエナイイト
    この曲からサポートが戻ります。ただし前半はソロ弾き語り。
 MC グッズ紹介。タオル(1500円)、くじ(500円)。タオルは男の人でも使えるように
    グレーにしたけれど、スタッフが濃いグレーにした。使いこんだら良い色になる。
    ここからは盛り上がりゾーン。
12. ヘッドライト
13. サマーバケーション
    この曲からハンドマイクになります。
14. HAPPY NOTE
    少しテンポを落としていて、温かみを感じるゆったりした雰囲気でした。
    曲中にメンバー紹介。なおきさん(Dr)、かつおさん(Bs)、大橋タカシさん(Gt)、
    よっしーさん(Gt)。お客さんにもHAPPYを唄わせます。今回は、前後、どの地域
    から来たか(東海、関西、関東)、さらに振りを付けていました。
 MC 「次の曲で最後になります。」お客さんの「えー」の声で遊んでいますが、
    バンドメンバーは微妙な表情。
    名古屋ワンマンを決めたのは半年くらい前。ゼロからのスタートで、こうして
    つながってもらえて、今日世界で一番幸せだと思う。
    名古屋のストリートライブを始めたころは誰も止まってくれなかった。
15. ホーム
    やや涙ぐんでいる様子でした。声を張って唄っています。

20:08頃。アンコールになります。
すぐには登場せず、名古屋ワンマンへの挑戦を綴った映像が流されます。
名古屋ストリートは基本的に一人で来ていたという話を聞いていたことが
ありますが、映像を撮影したのは最近のようでした。

 MC 「アンコールありがとうございます。映像は感動のはずだったのですが、
    ところどころクスクス笑いが聞こえてきて…。感謝の気持ちが伝わっていればと
    思います。」
    ここで8,9,10月の東名阪ツアーを発表。全公演バンド無しでグランドピアノの
    弾き語りとのこと。
    名古屋ストリートに来ていたとき、どうしても体力がついていかなかったことが
    あった。涙が止まらなくなって母親に「無理かもしれない」と話して、少し
    落ち着いたけれど、皆が笑顔で待っていてくれて、迎えてくれてもっと頑張ろう
    と思った。
E1. 涙のあと
    新曲。これまでの活動の中で、少し現実が見えたうえでの曲でした。
    歌詞は客観的なところが感じられます。

 MC バンドメンバーを呼び込みます。「明日からも笑顔で頑張れますように。」
E2. 頑張って

 MC 「今日はどうもありがとうございました。これからも平野里沙をよろしく
    お願いします。平野里沙でした。」

最後にお客さんをバックに記念撮影。

 終演は20:39頃でした。
 すっきりときれいにまとまったライブだったと思います。なぜ名古屋でのワンマン だったのかとか、いろいろ謎のハードルがあった今回のワンマンライブですが、 名古屋へ通った努力はそれなりの結果となって表れていたと思います。ただ、 日曜日の開催で関西から来た人も多く、関東からも結構来ていたことを考えると まだまだ油断はできないと思います。
 唄についてですが、声のコントロールは次への宿題ということで。バンドが 入っていたので、いつも気になるテンポの乱れは最小限に抑えられていたと思います。 まだまだ改善したい要望はたくさんありますが、あとは本人や周りのスタッフの 方針に委ねるとしましょう。
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copyright かみと,2013