小林未郁さんの出演するライブを大阪北浜地下酒場で見てきました。
1階が料理屋で、店内の階段を下りた地下がライブスペースでした。
思ったよりも狭いスペースで、客席の椅子が2列しかないくらいの奥行きです。
○中西彩香
KeyVo。
1. シンクロ
2. スタートライン
3. 確かなもの
4. あの日の約束
5. ゆらゆら
1曲目が始まってすぐ、遅れてきたお客さんがステージと客席の間を通ろうとして
マイクスタンドにぶつかってしまい、演奏中断。改めてスタートします。
キーは中くらい、フォークから歌謡といった路線でした。淡々と唄っている感じで、
唄がやや浅い印象を受けます。演奏もときどき妙な音が入ったりして、ちょっと
癖のある印象でした。
○Koichi.T
GtVo。左利きのギターでした。キーは中くらい。フォークからブルースといった
ところです。
○さかいはるな
サポートはPerc,Gt。
1. 夜の散歩道
2. More
3. サーカス
4. 話をしようよ
5. 太陽
6. 近くて遠いところから
キーは中くらい、若干ウィスパー系の弱めの唄い方でした。曲の雰囲気としては
フォーク路線。
○小林未郁
1. 地図のない街
2. 鴉の月影
3. 毒
4. つまみぐい
5. 雨音
6. 迷宮入り
E1. 透明な青
「地図のない街」はすっかり慣れてきたところなのか、演奏が走り気味になる傾向
でした。「鴉の月影」は機械的、電子的な印象を受けるイントロでした。
「毒」は定番曲ですが、まるで別の曲のようにアレンジが変わっていました。
これまでのブレイクを多用した聴衆にインパクトを与える部分がなくなっていて、
フレーズの単調な繰り返しが日常を思わせるような感じです。メロディーも一部
半音近く下げてマイナー調を強調するような唄い方でした。きっちり半音下げても
よさそう。「雨音」は「地図のない街」などと同様、低音側から高音側へ音が
流れるような演奏なのですが、雨のイメージを考えると音が下がるような
アレンジのほうが合いそうに思うのですが…。ボーカルは安定しています。
声の響きはいつもながらに見事です。
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かみと,2013